ダイニングと和室を兼ねた「和ダイニング」が中心のおうち
コンセプトストーリー
設計士と相談しながら作り上げる自由設計が特徴のOASIS。シンプルモダンを基本に家族の暮らしに沿った住空間をプロデュースする。今回のK様の場合、今まで住んでいたマンションに特に不満はなかったが、ほとんど外に出ずに本を読んでいる息子を見て、「やっぱり庭のある家がいい」と家を建てることを決意されました。デザイン性を気に入っていただいていたこともありますが、住宅を購入されるまでの間でリビルドとの縁を強く感じていただいたK様との住まいづくりがスタートしました。
 | 一番のポイントとなる「和ダイニング」。食事をとるためだけではなく、和ダイニングの左側のカウンターデスクは足を下ろすことができます。息子さん達はここで勉強をしたり、軽い朝食などをとることもできます。また、中央に座するテーブルは、K様がご結婚時に購入された思い出のある品で、今回の新しいお住まいにもそのままセットできるように、和ダイニングのスペースを設計しています。来客時などには戸を閉めると、単独で和室としても活用でき、来客者の寝室として活用することもできます。 |
 和室は畳下収納になっており、収納スペースとしても活用できます。全体のデザイン性だけではなく、生活の利便性も考えた設計です。 |  玄関右側に和ダイニングがあり、茶室のにじり口を感じます。引き戸を開けると和ダイニングへ直接出入りすることができます。 |  | 北側に配置された玄関は吹き抜けになっており、高い窓から光が降りそそぎ、天井までのびる格子ラインがのびやかな印象を与えます。 |
 もうひとつのポイントになるのが階段のデザイン。1階のほとんどが自然素材でデザインされた空間にあうように、木目のデザインが美しいスギ板張りの階段を採用しています。 また、より空間を広く感じることができるように、4段目からは蹴込板をなくしています。 |  リビングの壁は、K様のこだわりのひとつ。湿気や臭いを吸収するシラス素材を活用し、健康にも優しいデザインにもなっています。 |
 2階の主寝室はフローリングは木目調を採用し、壁のクロスは一面だけダークブラウンにし、予算を上げることなくデザイン性を出す工夫をしています。 |  バルコニーの一部は屋根のあるインナー型。ご家族で外出中に急な雨が降り出しても心配することがないような設計になっている。 |
バルコニーの下は表側からみるとスギ壁の部分になっており、自転車をとめるサイクルポートスペースとして活用することもできます。また、勝手口もあり、買い物帰りの奥様が自転車を止め、そのまま勝手口から荷物を持ち込むことができるようになっています。
