中庭を囲む動線 安心子育ての家
コンセプトストーリー
間口と奥行きの比率にかなり違いの出るこの土地は、通常の四角い形状のお家を設計すると駐車スペースを取ってもさらに前面にデッドスペースができてしまう細長の土地。
お施主様の希望は「家事をしながらも子供が遊んでいる様子が視界に入って安心できる家」との事でした。
通常は中庭を設けることで解決できるのですが、間口が狭いためプランがしっくりきません。
思い切って土地の右半分に建物形状を寄せて、更にその真ん中へ庭を配置。そして庭を囲むように家事動線を配置しました。
キッチンでお料理をしていても、洗面所でお洗濯をしていても、リビングでくつろいでいても、何気ない日常の生活をしながらいつも、庭で遊ぶ子供が視界に入ります。
建物と庭は一体。
弊社外構ブランドESTINAとの綿密な打合せによって統一感のあるお家に仕上がりました。
前面に見える外壁材はご主人様こだわりの本物の木(スギ)を貼っており、シンプルモダンながらナチュラルなテイストに仕上げました。
また外壁に使っているスギの木は、ポストと表札を付ける門柱にも使用し更に一体感を出しています。
南側の採光があまり望めない土地でしたが、綿密な土地の調査によってリビングからの大きな開口を取りながらも、隣地の目線を気にせず解放的な空間を実現する事ができました。
ポイント
[キッチン] キッチンに立ってお料理をしていても、中庭の様子がよく見えます。 | [リビング] リビングの大きな開口は隣地からの目が気になりがちですが、綿密な調査によりプライバシーを守りながらも解放的な空間を実現しました。 |
[外壁] 前面の外壁材は本物のスギ素材。 ご主人のこだわりでシンプルモダンながらナチュラルなテイストに仕上がりました。 | [家+庭] 敷地前面から建物そして中庭へ、この統一感は外構ブランド「エスティナ」とのコラボレーションによるものです。 |
間取り
(間取り図をクリックすると拡大します)
[データ]
■床面積/
121.56m2(約36.7坪)
■お施主様家族構成/
ご夫婦とお子様2人