ウォークインロフトベットが家族の秘密基地
コンセプトストーリー
ご主人様・奥様・娘さんの3人家族のY様。
「まるで3階建 ロフト付きの家族が集う家」の完成見学会にご来場され、当社の洗練されたデザインを一目見て気に入っていただき、この度ご新築されました。
Y様がご購入された土地は、住宅地であるものの抜け道として使われている道路に面しているため、車や人の往来が多く、外からの視線を防ぐことが課題でした。
また、「収納たっぷり」というY様のご要望をところどころに取り入れたプランになっています。もちろん、Y様が一目見て気に入っていただいた「シンプルモダン」のテイストは、インテリアにとりいれ、逆に冷たくなりがちな空間を緑の植栽やウッドをポイントごとに活用することで、暖かみのあるデザインに仕上がりました。
一番の目玉は階段天井を有効活用して作った「ウォークインロフトベット」という新しい考え方。デッドスペースになりがちな階段上のスペースに主寝室につながるフォークインクローゼットを設計。大量の洋服をかけるハンガー付きのスペースになっています。あえて天井高を高めにとって、開放感のある設計にしているY様邸は、ウォークインクローゼットなどの収納スペースにおいては、高い天井がデッドスペースとなるため、そこにロフトベットを2段に分けて設置。時にはベットとして使ったり、テレビや小さなテーブルを置くことで、ちょっとした書斎のような空間にもなります。それはまさに、秘密基地のような家族だけのプライベート空間。
外観はシンプルな四角。白い吹き付けの壁をベースに、アクセントとして無垢のスギ板を使い、素材と色のコントラストを出しています。さらに、玄関とバルコニーを覆う目隠し壁で立体感を出し、内側には、三輪車や自転車を置くスペースがしっかりと確保されているなど、デザインだけではなく、機能面も熟慮されています。
また、弊社のガーデンエクステリア部門の「エスティナ」とコラボし、シンプルなデザインの外観をさらに引き立たせるエクステリアデザインとなっています。
Y様ご家族とOASIS設計士が一緒になって家づくりを愉しみながら作り上げた秘密基地のある家です。
ポイント
[外観] 四角い外観は、白の吹きつけと、木目が美しいスギ板をマホガニーカラーで塗装し、色と素材でつくられたコントラストが楽しい仕上げになっています。 | [リビング] 玄関を抜けると最初にいきなりあるのが、Y様邸の自慢のリビング。 子供が学校から帰ってきて、知らないうちに自分の部屋にこもっていたりということがなく、コミュニケーションが不足しがちな現代においては、リビングを中心とした間取りが家族の絆を強くします。リビングわきには、子供用のごちゃごちゃ本棚。幼少期の子供にはとっても大切な知識箱。絵本や図鑑などいつでも取り出せるように、こどもの手の届きやすい高さにしています。 |
[和室] リビング横の和室は、床下に収納を設けています。子供が小さいうちは、リビングが子供の遊び場となるため、子供たちのおもちゃ箱として活用できます。和室の正面は茶色の壁でアクセントを出しつつ、ダウンライトですっきりとした空間になっています。 | [キッチン] キッチンのダクトわきには、奥様こだわりのモザイクタイルのデザインが。 シンプルモダンのすっきりした空間にも、一部にだけかわいらしいデザインを取り入れています。 キッチン横には小パントリー。階段下のデッドスペースを活用し、缶詰やお米などを保管しておくことができます。 |
[ウォークインロフトベット] このおうちの目玉のウォークインロフトベット。 主寝室のわきに設けたこの収納スペースは、ロフトの下部にはハンガーかけを設け、収納力のあるクローゼット。ロフト部分は、通常は趣味のスペースとして、家族間の秘密基地のような場所です。ロフトは3段構造になっており、デッドスペース部分全てを収納として活用できる設計になっています。空間を立体的に計算してつくられたOASISならではの設計が光ります。 |
ロフトは収納としてだけではなく、場合によってはベットとして活用することもできます。 |
[外壁] 前面道路とリビングを遮るように目隠しになっているコンクリート打放しの壁の内側は、モザイクタイルと暖かい光の照明があり、夜になるとリゾートホテルの部屋にいるような癒しの空間になります。 |
[データ]
■床面積
1F/床面積52.17m2
2F/床面積51.34m2
延床面積/103.51m2(31.3坪)